梅雨に入り、雨の日が続くと、外に遊びに行くこともできず、子どもたちも暇を持て余し、その日をどう過ごすかが悩みの種です。

先日、子どもたちがクッキーを作りたいというので、少しの材料で簡単にできるクッキーを作ることにしました。材料は、小麦粉、砂糖、卵、サラダ油。どの家庭にも大抵あるものでできるので、やりたいと思ったときにすぐに作ることができます。

 

工程も材料を混ぜていくだけなので、子どもでも作ることができます。混ぜるときは、上手にやらないと周りに飛び散るのですが、コツを教えたら、こちらが思っていたよりも上手くできていました。息子は力の加減なんかも考えていたようで、良い経験になったようです。下の娘は、お手伝いすることにとても興味がある年頃になり、「私もやる!」と言って一生懸命でした。

 
 

2人が特に楽しみにしていたのは型抜きで、型の取り合いでケンカをしていました。生地を伸ばして型抜きし、余った生地をまとめて、また型抜きをすることの繰り返しですが、根気強くやっていました。

 

型抜きが終わったら、鉄板に並べて、あとはオーブンのお仕事。たくさん作ったので、2回に分けて焼くことになりました。できたてのクッキーは熱々で柔らかかったのですが、それも食べてみたいと言って、ふーふーしながら食べていました。その姿を見て、我が子の食いしん坊ぶりに笑ってしまいました。

 
 

味は昔ながらの素朴なクッキーといったものですが、自分たちが作ったという事実がよりおいしく感じられたようで、かなりの量をペロリと食べてしまいました。2回目は焼き過ぎで少し焦げてしまいましたが、「ちょっと苦いけど、おいしい」と言って喜んでいました。

今回はそのまま焼きましたが、ジャムなどをのせるのも楽しそうだと思いました。1時間ほどで作れるし、子どもたちも満足できるし、おやつにもなるしで、充実した時間になりました。

 

先ほども少し触れましたが、娘はいろんなことに興味を持っています。洗濯を干してみたいと言ったり、夕食の手伝いをしたがったり、皿洗いをやりたがったり。そういう興味を伸ばしてあげたいと思いながらも、日々の忙しさでゆっくり付き合ってあげる時間がありません。雨の日などで、外に出られない時などを利用して、そんな時間を持ちながら、子どもたちと楽しく過ごせたらいいなと思っています。