藤の季節ですね。
毎年GW中だと少し早いかなと思いながら天気もいいし友人と娘の3人で富山市からお気軽ドライブ♪
SNSに少しUPしたところ、それを見た友人から〝足が不自由で少ししか歩けない父親を連れていけるか?〟とメッセージがきました。確かに、公式の観光サイトきときとひみどっとこむにはそういった情報がないので、じぃじ&ばぁば&親子が一緒に楽しめる場所としてご紹介します。

まず訪れたのは白藤の氷見市下田子の田子浦藤波神社。きときとひみどっとこむには「大伴家持がこよなく愛でた氷見のフジ」として紹介されています。こちらは画像のとおり、咲き始めたばかりのようで、5月中旬あたりが見ごろなのかな。今は日当たりのいいところだけに白い藤と紫の藤が饗宴していました。 藤は正面だけなので、藤を眺めるだけであれば車椅子でも問題ありません。クマバチ?と思われるでかい虫がたまに飛んでくるのでちょっとドキドキします(羽音が怖い)。神社までは急な階段になっており裏手に大伴家持卿歌碑がありました。上に藤は咲いていませんが新緑と神秘を感じたい方は上がってみてくださいね。

次は少し山手の磯部神社へ。 こちらは近づく車窓からみんな〝うわ~っ〟と感動。なんと表現すればよいのか言葉になりません。詩音ちゃんからでた言葉は「なんじゃこりゃ~スゴっ」w 神社の向かいに駐車スペースがあります。舗装はされていませんが砂利はそんなに気にならなかったので車椅子でも通行できると思います。側のT字路に横断歩道がありますが道を渡る際にはご注意ください。藤目当ての車が多く駐車場も順番待ちでした。みなさん藤を眺めるだけなので、そんなに待たずに駐車できると思います。きときとひみどっとこむには臨時駐車場ありと記載されていますが、看板等は見当たりませんでした。 鳥居から階段まではフラットで、こちらも藤は拝殿へ続く参道の階段周辺に広がっていますので、奥に入らなくても楽しむことができます。階段はかなり急な石段なので注意が必要です。上りたいけど不安な方は側道の坂道をご利用ください。上りきると拝殿と本殿がありました。 こちらは5月5日時点でかなり咲いており、これから満開の見ごろになりそうです。圧倒的な藤に自分も元気をもらいました。今年は裏年と聞いていましたが、それでも藤は美しく咲きほこり来年は期待してまた訪れようと思います。 足が不自由なお父さんと行きたいと連絡してきた友人から「とても素敵だったし喜んでもらえた」と感謝のメッセージが届いていて嬉しくなりました。

帰りは海沿いの道を選び、比美乃江公園に立ち寄り。こちらはトイレもきれいです。 氷見も美味しいお店が多いので、ランチの訪問先も迷いますが、天気のいい日なら公園で海の向こうに立山連峰を眺めながらピクニックもよさそうです。 土管のトンネルがあり、他に遊具はありませんでしたが小さな子はこれだけで楽しいかも。 天気のいい日には青い空と新緑と藤、さらに氷見でしかみられない富山湾の眺望を楽しみに3世代でドライブはいかがでしょうか。どのスポットも車窓から眺めるだけでも癒やされますよ♪