富山に住んでいても、なかなか乗ることがなかった『松川遊覧船』。
娘が小学校でもらってきたチラシに【松川遊覧船とまち歩きで学ぶ 戦前富山のまちづくりモニターツアー】というのがあり、参加しました!
🔸通常、下船できないポイントで特別上陸!
🔸船上で3店舗のますずしを食べ比べ!
🔸オリジナルガイドブックと、ガイドさんの案内付き!
という魅力いっぱいの内容です✨
当日は天気にも恵まれ遊覧船日和☀️
富山城址公園内にある松川茶屋横の乗り場から乗船します🚣
密を避けて乗ってもガイドさんの声が聞こえるように、一人一人にレシーバーが貸し出されます。
ガイドブックを手に、イヤホンで解説を聞きながらクルーズスタート!
神通川の歴史編
小学校の社会科で、昔の神通川は蛇行していて氾濫が多く、改善するために流れをまっすぐにしたと習った気がします。現在の松川は、蛇行していた神通川の本流部分だったそうです!
舟橋で下船してまち歩き。舟橋から元々、神通川の対岸だった所まで歩きます。
富山県森林水産会館前をよく車で通りますが、なんの石塔かな?と思っていた『常夜燈』と書かれた石塔が、対岸の場所でした!よく見ると、舟橋にも同じ常夜燈があります。
こんなに広い川が、ここに流れていたんですね!
この川幅に鎖で繋いだ64艘の船を並べ、上に板を置いて橋にしていたそうです。
よく落ちて溺れる人もいたそうで、ガイドさんの『巨大カレイの伝説』の話も面白かったです🤭
その後、お待ちかねのますずし屋さん3店舗(元祖せきの屋、高田屋、川上鱒寿し店)を回り、一切れずつもらいます。
富山でますずしが作られるようになったのは、なぜ?舟橋周辺にますずし屋さんが多いのは、なぜ?という疑問も、ガイドさんの説明により解消✨
再び乗船してますずしを食べ比べしながら、今度は下流方向へ。
それぞれマスや酢飯の味も違い、みんなで感想を言いながら船上で食べるますずしは格別でした😋
次は桜橋をくぐり『木町の浜』という、いたち川との合流地点で停船⚓️
そろそろ子供たちも飽きてきたかな?という計らいで、魚に餌やりタイム🐟
魚がたくさんいて、子供も大人も楽しく餌をあげました😃
ここで下船して、2回目のまち歩き。
富山のまちづくり編
今度は、蛇行していた川の部分(廃川地)を埋め立てた後のまちづくりについて案内してもらいました。
廃川地には桜橋が架けられ、路面電車が通り、電気ビル、昭和会館(現在の農協会館)、富山放送局(NHK)、富山県庁などが建ったそうです!
富山市のど真ん中ですね😆
このエリアが元々は神通川の本流だったなんて、現在の姿からは想像もつきません。。
川を改修して埋め立てて、その上に大きな建物を建てる…とても壮大な都市計画工事ですね🧐
昭和11年には、この廃川地で『日満産業大博覧会』が盛大に開催されたらしいです🎊
その頃の富山市の勢いはすごかったんだろうなと伝わってきました🤩
富山市役所、富山県庁前をぐるりと歩き、松川沿いを通って元の乗船場へ。
富山の歴史を充分に堪能でき、知りたかったことや疑問だったことも分かり、とても満足できたツアーでした✨
ちょうど歴史を学ぶ小・中学生には、すごく興味深い内容ではないかと思いました😊
あと数回開催されるようなので、興味のある方はぜひ参加してみてくださいね‼️