雪の重みから木を守る雪つりが、富山県富山市宮尾の県民会館分館内山邸で進んでいる。26日も造園業者が木を包み込むようにわら縄を円すい状に張り、庭園の冬支度を整えていった。

 庭園には約千本の樹木があり、そのうちマツやツバキ、ウメなど約125本に雪つりや雪囲いを施す。同館の担当者は「園内はちょうど紅葉が見頃。雪つりとの“共演”を楽しんでほしい」と話した。

 作業は12月5日ごろまで続く。