富山県南砺市福野地域の特産サトイモを紹介する「第40回福野のごっつぉ里いもまつり」が23日、同地域のア・ミュー広場とホールで開かれた。節目の開催となった会場ではサトイモの即売会や料理の提供などが行われ、旬の味を求める多くの来場者でにぎわった。
福野東部地区の生産者でつくる南野尻里芋生産組合が、粘り気の強さが特徴の品種「大和(やまと)」を販売。例年並みとなる約4トンを準備し、サイズごとに5キロ入りに詰めて提供した。早朝から購入希望者の列ができ、次々と売れていった。
渋谷秀一組合長は「夏場の少雨や猛暑で生育が思わしくない生産者もいたが、全体的には例年並みの出来になった。多くの方に買い求めていただきありがたい」と話した。
南砺市出身の俳優・池田航さんが考案したサトイモ料理も登場した。家庭では使う機会が少ない「親芋」を使ったニラ餃子が40食限定で提供され、来場者は歯切れの良さとサトイモ特有の風味を楽しんだ。このほか、南砺福野高校農業科が開発した「福ふく味噌(みそ)」を使った汁物や、コロッケも販売された。池田さんのトークショーや旅行券などが当たる抽選会、福野小学校5年生によるサトイモ料理の試食なども行われた。
まつりは南砺市商工会福野支部などでつくる実行委員会が主催。北日本新聞社後援。