5月25日に、砺波市美術館の企画展「今森光彦 自然と暮らす切り紙の世界」を鑑賞しました。(会期は6月9日まで)

昆虫や鳥、植物など、自然をモチーフにした切り紙作品は絵のように繊細で美しく、「すごーい!」の連発でした…!

そんな素晴らしい作品を生み出す今森先生から、切り紙を教えてもらえるワークショップに娘と主人が参加しました。(私はカメラマンです)

まずはさみの話から始まり、次に先生のデモンストレーションです。

半分に折った色画用紙に下描きもせず、はさみ一つであっという間にきれいな蝶々を切り出し、みんな感心しきりでした。

娘たちも、シンメトリー(左右対称)な切り紙に挑戦!

自然の物はほぼシンメトリーな形をしているそうで、生き物や植物の図鑑、カードを見て、題材を選びました。

娘はセミ、主人はカニなど海の生き物です。

セミの絵の真ん中に、半分に折った画用紙を載せ、輪郭や模様を描き写します。

そして、輪郭に沿ってはさみで切り抜きます。

模様や目は、はさみで切り込みを入れてから、丸など好きな形に切り取ります。

娘の作品

作業をし始めると、子どもより大人の方がはまっていました^ ^

主人の作品

最後に全員の作品を並べ、先生から総評が。

娘は、先生から「上手だね」と褒められ、得意気でした。

こんなふうに、砺波市美術館では親子向けの楽しいワークショップが時々開催されます。

今年2月には、シルクスクリーンのワークショップもありました!

他にも毎年夏休みにワークショップがあり、過去に参加したことがあります。

2022年の「光るおばけタウンを作ろう」では、妖怪やモンスターを作成し、おばけの町をつくるというもの。娘はキュウビ、主人は一つ目小僧を制作しました。

2021年の「カップとお皿をつくろう」では、九谷焼の先生の指導の下、粘土からカップとお皿を成形。

後日、焼き上がった作品を取りに行きました。

ワークショップも楽しくてオススメですが、企画展ももちろん必見です!

個人的には、去年の「錯覚美術館」がとても面白かったです。

現在、富山県美術館で開催中の「エッシャー 不思議のヒミツ」に通じる〝錯覚〟を利用した作品展でした。

例えば、猫の影がコウモリに見えたり、蜂が鏡に映ると蜂の巣になったりと、驚く作品ばかり。

子どもも興味津々でした。

美術館のすぐ横に遊具公園があるので、公園で遊びがてら美術鑑賞というのもありではないでしょうか?