前回は、ユズについている天然の酵母菌から酵母液を作りました。
この酵母液をパン作りの時に水の代わりに使えばパンが焼けますが、更にもう一手間かけます。
【元種を作る】
●1日目
(使用する道具は全て煮沸消毒します)
① 深さのあるビンに酵母液と強力粉を1:1の割合で入れ、混ぜ合わせる。※輪ゴムやマスキングテープで印を付けておくと、膨らみが分かりやすいです。
② 室温25度前後の場所に置く。
③ 半日〜1日でビンの印と比べて、2倍くらいに膨らんだら冷蔵庫で一晩寝かせる。

●2日目
① 寝かせておいた種を冷蔵庫から出して、前日と同量の酵母液と強力粉を加えて混ぜ合わせる。
② 前日と同様に2倍くらいに膨らんだら冷蔵庫で一晩寝かせる。

●3日目
① 更に1日目と同量の酵母液と強力粉を加えて混ぜ合わせる。
② 2倍くらいに膨らんだら冷蔵庫で一晩寝かせる。

元種の完成!冷蔵庫に入れて毎日かき混ぜてあげると保存できます。
この頃には種はかなり粘り強くなっています。
ドロドロっとしたり腐敗臭がしたりする場合は失敗なので捨てて下さい。
ここまでできたらもう一息!
自分で育てた酵母で焼くパンは、香りも味わいも格別です。
次はいよいよパンを焼きますよ。