バレーボールの新トップリーグ「SVリーグ」に、KUROBEアクアフェアリーズが参戦する。今年10月に開幕し、来年4月まで開催されるレギュラーラウンドは、ホームゲームがこれまでのVリーグより大幅に増える見込みで、地元ファンを喜ばせるだろう。2027年シーズンまでの完全なプロリーグ化、そして2030年に世界最高峰のリーグとなるビジョンを掲げる新リーグとともに、アクアはさらなる成長を目指す。

成績を報告する堀内康男会長と選手、スタッフ=4月23日、ホテルアクア黒部

継続審議もライセンス取得果たす

 女子の新リーグは14クラブで構成される(男子は10クラブ)。ホームアンドアウェーを基本とし、週末開催の2戦同一カードで1クラブ44試合を戦うことを予定。アクアは2023―24シーズンのVリーグ1部(V1)を12クラブ中11位で終えている。新リーグでは悲願となる上位8クラブ入りを果たし、レギュラーラウンド後に行われるプレーオフ進出を狙う。

 Vリーグを運営するジャパンバレーボールリーグ(JVL)は4月17日、SVリーグ参加に必要なクラブライセンスの判定結果を発表し、アクアへの交付を認めた。

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