朝日町舟川べりの桜並木とチューリップや菜の花、北アルプスが織りなす景観「春の四重奏」の見頃の時季が間近となった。昨年は過去最多の8万8千人が来訪。コロナ禍が明けた今春はさらなる来客も予想される。リクルートが発表する「じゃらん」チューリップ絶景ランキングでは全国3位で「まるで絵本の世界」と評された。ただ、花見だけで終わらせるのはもったいない。ここ1年間に誕生した一棟貸しのゲストハウスやフレンチレストランのほか、美術館も四重奏会場から5キロ圏内にある。景色を満喫した後に、巡ってみたい。

「春の四重奏」会場の昨年の様子。圧巻の景観は「絵本の世界」とも評される
ゲストハウス相次ぎ誕生
四重奏の時季に合わせ、3月から受け入れを始めたゲストハウス「又三郎(またさぶさ)」(同町笹川)は、築100年の古民家を改装した。
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