成人の日、姪が晴れ着姿で家に訪ねてきてくれました。私が初めて姪に会ったときは、まだ小学校低学年だったので、立派になったなと、感慨深いものを感じました。

娘も昨年、七五三で着物を着たので、いとこのお姉さんの着物姿に感動していたようでした。「私も着物着て、写真撮ったんだよ」としきりに主張している姿は微笑ましいものでした。

 

水引の髪飾りが印象的で、他にもつけてる人が何人もいたと言っていました。右側面の髪には金箔が付けてあって、とてもおしゃれでした。

 
 

そんな姪の姿を見ながら、自分の時のことを思い出しました。

私の成人の日は、関東で稀にみる大雪で、母がとても大変な思いをしました。予約した美容院には車で行く予定でしたが、雪で走ることができず、タクシーは電話が繋がりませんでした。結局1時間以上かけて歩いていくしか方法がなく、足がびしょ濡れになり、寒い中で髪を結ってもらった記憶があります。

母は美容院と家を往復し、私が会場に行くための足を確保してくれました。今でも当時の話をすると「散々な目にあった」と言っています。

そんな大変な成人式でしたが、綺麗に着付けてもらえたことが嬉しくて、脱ぐのがもったいなく、ギリギリまで着ていました。

姪の素敵な姿に幸せのお裾分けをしてもらい、ほっこりした気持ちになった1日でした。

 

2月に入るとすぐに節分の日がありました。夕食に恵方巻きを食べた後、豆まきをしました。夜だったので、娘は窓を開けるのを怖がっていましたが、鬼を外に追い出すために開けなければならないことを説明すると、しぶしぶ納得して、窓を開けてくれました。

 
 

「鬼は外 福は内」という元気な子どもたちの掛け声とともに、無事豆まきは終わり、その後、豆を食べました。豆を食べてる姿が一番楽しそうでした。

 
 

子どもたちが健やかに育つことを祈りながら、節分の日は終わりとなりました。