毎度有難うござります。
とあるはちみつ屋の主でござります。

このお正月には、おばあちゃんのお家=はちみつ屋の店舗に、家族そろってごあいさつに行ったわけですが。

今回はその時に、ともピーが「チャンバラごっこしてたやつだ~」と、懐かしんだ緩衝材用のロール紙の「芯」にまつわるお話をお届け致します。(ちなみにヨッチ君は、「悪ふざけしたともピーにシバかれる凶器にされるだけだから、こんなもんイラン!」とゴキゲン斜めでしたがw)

この商品梱包用の緩衝材は、幅50cm×長さ350m!もあり、ホイルやラップ同様、直径約5cmほどのボール紙の「芯」に巻き付けられたロール状のもの。新品なら直径は約30cmもあり、さすがに重いので、床に立てて置いて、横からめくりながら使ってます。

あれは、ヨッチ君が保育園の年少~年中くらいの頃の、ある日の事。

ぱぱと二人でおばあちゃんの家に遊びに来たヨッチ君は、おばあちゃんにもらったラップの芯でご機嫌で遊んでおられました。

一人でチャンバラごっこをしたり、真ん中の空洞にビー玉を入れたり、まぁ楽しく遊んでいましたが、やがて新たな獲物を発見。

そうです、商品発送用の緩衝材ロール紙にロックオン!!

ラップと違ってこいつは大物。まだ使い始めなので、重さもほぼ10kg(汗)。

とても保育園児の手には負えなさそうなのですが、ヨッチ君は吸い寄せられるように、ロール紙のほうへ。

でも、倒れたりしたら重たくて危険なので、おばあちゃんが仕事のかたわら、何度も何度も、

「ヨッチ君、危ないから、それに触っちゃだめだよ。」

と、言い聞かせてくれてました。

子供心に、これで派手に遊んだら怒られるんだろうなぁ~、と思ったのか、ヨッチ君、ロール紙を目の前に様子見状態。そのうち、ちょいと触ったりしてましたが、その度に、

「ヨッチ君、触っちゃダメ!」

と、おばあちゃんが優しく声かけし続けておりました。

しばらく、そんなやり取りが続いていましたが、ふと気が付くと、ヨッチ君がロール紙を前に動かなくなりました。5分経っても、10分経っても、こちらに背を向ける形で、ロール紙に向き合ったままです。

ずーっと微動だにせず、見つめてるだけで、な~にが、そんなに面白いんだろうねぇ?なんて、思ってたわけです。

そしたら、さらにしばらくして、何やら妙な物音?が。

しくしく、しくしくしく...。

ん?

なんだろ?

と思っておばあちゃんがのぞいてみたその先には…、

ロール紙の芯の真ん中の空洞に、右手を突っ込んで、

取 れ な く な っ て る 保 育 園 児 が ...。

ロール紙が重すぎて、動かすどころかびくともしないし。でも、何度も何度も注意してくれてたおばあちゃんに

「 た す け て (;>_<;)」なんて言ったら、 

ぜ っ た い  お こ ら れ そ う だ し …。

とか、なんとか、幼い心で必死に考えておられたのでしょう。そこから万策尽き果てたヨッチくんが選択した行動は、

声  を  殺  し  て  泣  く  (T^T)シクシク

これ、一択f(^_^;

しくしく...、しくしく...、

おばあちゃんが笑いをかみ殺しつつ、力任せに手を引っこ抜くまで、ヨッチくんの 無 言 の 大 泣 き は続いたそうなw

きょうくん:
 よいこのみんな、おとなのいうことは、
 ちゃんと、ききましょー(^^)b