6月に入り、ジメジメとした嫌な季節になってきましたね。洗濯物は乾かないし、頭頂部からピンピン飛び出す「アホ毛」もすごい。朝、頑張ってヘアセットしても、時間がたつとうねうねする…。そんなお悩みを抱えている人も多いのでは。
雨に濡れてしまうと対処は難しいですが、多少の湿気だったら、ヘアセットの方法を変えてみるだけで良くなるかもしれません。
ということで今回は、次の日の朝が楽になる、夜のドライヤー方法をアドバイスします。

梅雨時の髪のお悩み解消へ「ヘアセットの方法を変えてみて」とアドバイスする幸田さん
①濡れている状態ですぐ乾かす
半ば自然乾燥してからドライヤーを使う人もいますが、うねりやすい場合は特に、濡れた状態から乾かすのがポイントです。
オイル系の洗い流さないトリートメントはこの時期オススメです!キューティクルを保護してくれて、まとまりやすくなります。
髪の毛の中間から毛先に向けてつけて、残りを根元に。このとき、粗めのコームでとかすことが、むらなくつけるポイントです。
②まずは一番気になる前髪から
分け目をつけず、ギザギザと手でかき分けながら乾かします。特に癖が強い人は左右両方から流すように乾かしましょう。
このとき、ドライヤーと髪の距離を近めにすると、癖が伸びやすくなります。風で乾かすというよりは、熱で伸ばしていく感覚です。
(髪全体を乾かすときは距離を離しても大丈夫!)
③前髪が終わったら全体へ
とにかく頭皮に風を送り込むイメージで根元から乾かします。
すると、おそらくボッサボサになります、、、
なので、ある程度根元が乾いてきたら、もう一度コームでとかしましょう。その後は上から下、後ろから前に乾かしていきます。

セットする時は、乾かす時とドライヤーの仕方が変わります。詳しくは、連載第8回「ドライヤー&ヘアアイロンの上手な使い方」を参考にしてくださいね。
こまでくると、髪の毛はかなり収まっています。翌朝は皮脂なども出るので、よりなじんできれいになります。
朝起きて寝癖がついていたら、スプレイヤー(霧吹き)などを使って水で濡らし、ドライヤーを近くから当てて、熱で直していくようにしましょう。
次回は、おでかけ先で手軽に癖を直す方法をご紹介します。
