コノコト編集室が実施したアンケートでは、お金に関する教育について「いつから、どのように教えたらよいか分からない」「自分の時とは環境が違うし・・・」「どこかに教育方針ってないの?」など、多くのパパ・ママから不安や疑問が寄せられました。 

暮らしと切り離せないお金。せっかく学ぶなら楽しいほうがいいですよね。編集室では、まず、便利なサイトやアプリを探してみました。おすすめベスト3をご紹介します! 

①年齢別で分かりやすい!金融庁HP

最初にご紹介するのは、金融庁のサイトです。小学生向け、中学生・高校生向けに分けて、おすすめのサイトをまとめています。 

■小学生/「うんこ先生」と一緒なら、より頑張れる?

小学生向けのコーナーは、イラストや漫画が充実。楽しみながら学ぶことができます。 

「うんこお金ドリル(生活編)」(うんこドリル×金融庁)は、子どもたちに人気の〝うんこ先生〟が登場。「お年玉をたくさんもらったらどうする?」などの問題に対し、A~Dの回答を選んでクリックすると、○×に加え、うんこ先生の解説を読むことができます。 一見、難しそうで、子どもたちが嫌がりそうなお金の勉強も、うんこ先生と一緒なら、スイスイはかどりそうですね! 

「カネールのKIN★YOUランド」(金融庁)と題したゲームもあります。金融に関する言葉を学べるかるたや難易度別のクイズがあります。

「バーチャル見学ツアー」(日本銀行)は、動画で国指定重要文化財となっている日本銀行本店本館の中を見ることができます。 

金融庁 小学生向けサイトはこちら 

■中高生/自分にどれだけのお金がかかったのか知る!

中学生・高校生向けのコーナーは、お金を使うだけでなく貯める、増やす、借りる、備えるなど、自立して生活するために必要な幅広い知識が学べるサイトを紹介しています。

「これであなたもひとり立ち」(金融広報中央委員会)は、ひとり暮らしに向けて、自立度をチェックできます。 生まれてから高校を卒業する18歳まで、どのくらいお金がかかったのか、学校の受験から入学、生活にはどのくらいのお金が必要なのか、実際に計算してみるコーナーもあります。

赤ちゃんだった頃から育ててくれた親に感謝し、さらに、お金の大切さに改めて気付くことができそうです。 

「基礎から学べる金融ガイド」(金融庁)では、家計管理や預貯金、保険の仕組みなどについて分かりやすく説明しています。クレジットカードやキャッシュレス決済の流れと注意点、さまざまな金融トラブルの事例もイラストをまじえ分かりやすく紹介していて、親子で一緒に学べます。

金融庁 中学生・高校生向けサイトはこちら 
 

②学び始めにおすすめ!大和証券HP 

2番目におすすめするのは、大和証券の子育てとお金の情報サイト「SODATTE」で紹介している「あいうえおかねの絵本」です。小学校低学年の子どもや未就学児に親しみやすい内容です。 

■お金で買えないものとは?ほっこり絵本で勉強

第1話「おかねのだいじ」から「おてつだい」「けいかくたてて」「はじめてのおつかい」「おかねでかえないもの」まで、五つのデジタル絵本を掲載しています。 

故障したテレビを直したり、習い事をしたりするのにもお金が必要だと、お金の大切さを丁寧に説く物語や、お手伝いをしたらおこづかいがもらえるストーリーがあります。さらに、お金があっても買うことができないものがあることもを伝えてくれます。 

ほっこりとした挿絵に、やさしい言葉が並ぶ絵本。親子で一緒に読んで、お金について学び始めるきっかけになりそうですね。 

SODATTEはこちら
 

③ゲーム感覚でお釣り計算に強くなれるアプリ 

最後は、空いた時間に手軽に取り組むことができるアプリ「脳力+支払い技術検定」です。 

■財布から小銭減らす アプリで会計を猛練習!?

社会でキャッシュレスが進む中、現金でお会計することが減っています。いざというとき、ちゃんと現金で支払えるのだろうか? 子どもに対し、こんな心配をしている親御さんもいらっしゃると思います。 

ゲームとして、会計の練習ができるのが「脳力+支払い技術検定」です。財布の小銭を減らすには、どのように支払ったらいいのか? 大人でもちょっと考えることがありますよね。そんな能力と支払い技術を高めることができます。 

家族で競争してみると、子どもが猛練習してくれるかもしれません! 

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