ポタジェの夏野菜は収穫にはまだ早く、しばらくは脇芽を摘んだり、間引きしたりしながら、害虫や病気がないかを見守る日々が続きます。

そこで「何か植えたい!」という皆さんに向けて、玄関を明るく彩る寄せ植えの作り方をご紹介します。

一つの鉢に数種類の花や葉物をミックスして植える「寄せ植え」は、園芸店でも売られていますが、好きな苗を選んで自分で作ることができます٩(^‿^)۶

では苗選びからGO!

☆組み合わせのポイント☆
植物は枝葉の伸ばし方によって3タイプに分かれます。
・上に伸びる植物
・こんもり茂る植物
・垂れ下がって伸びる植物
この3つを合わせると、立体的な寄せ植えになります。
☆苗の選び方☆
まずお気に入りの花「主役・メイン」を決める。
次に、主役を引き立てる「わき役の花」を選ぶ。
最後に、アクセントとしての「添え・カラーリーフ」を選ぶ。


これを基本に「日なたを好む」「暑さに強い」など、育つ環境が似ているものを選ぶと、どの植物も元気に育ってくれます。

【用意するもの】

・鉢
・鉢底ネット(鉢底の穴のサイズに合わせてカット)  
・鉢底石 
・花苗 
・培養土(元肥を混ぜておく)

*選んだ花*
メイン・・・ジニア
わき役・・・ニチニチソウ、ユーフォルビア
添え・・・メラレウカ、アイビー

【植え方】
①鉢底穴にネットを当てて、鉢の高さの1/5まで鉢底石を入れます。
②培養土を入れて、根鉢(ポットから出した時に出てくる根と土がひとかたまりになった部分)が一番長い植物を、ポットから外さず仮置きします。この時、水やりしたときに土があふれ出ないよう根鉢の表面が、鉢の縁から1.5㎝ほど下になるように土の量を調節します! その後、後方に背の高い植物から植えます。

③他の苗もポットから外して置いていきます。底の部分に白い根が固まっている時は、新しい用土に馴染みやすくなるように、固まった根はちぎって、土を軽く落とし、キュッと整形します。

④上に伸びる植物とこんもり茂る植物を、苗と苗の隙間に土を足しながら配置します。

④カラーリーフのアイビーを3つに分けます☘️

⑤分けたアイビーをバランスよく差し込んだら、苗や鉢とのあいだの隙間を埋めるように培養土を足します。

狭いところは割り箸で土を突いて入れると隙間なく入ります!

完成🌸

完成後は鉢底から流れ出るまで、たっぷり水やりをしましょう!
よかったら参考にしてみてくださいね(^^)


 

五十嵐直美
ガーデニングが趣味で、自宅の庭で花や野菜を育てるほか、ハンギングバスケットマスターとして街を花で彩る活動にも参加している。寄せ植えワークショップも不定期開催中。第4-5期コノコトレポーター。富山市在住。