「海の貴婦人」と呼ばれるほど優美な姿の帆船海王丸。

29枚の帆を張り「海の貴婦人」の姿を見せる帆船海王丸

船員を育てる大型練習船として作られ、1989年に現役を退くまで、1万1190人の船乗りが巣立っていきました。

富山にやってきたのは1990年。
そう、そうなんです。
ことしは、海王丸の一般公開30周年というメモリアルイヤーなんです!

多彩なイベントで祝う

8月8日には、記念のフェスティバルが開かれたばかり。
親子連れらがミニ北陸新幹線の乗車体験や新湊中学校の吹奏楽演奏などの多彩なイベントを楽しみました。

ミニ北陸新幹線の乗車体験を楽しむ来場者

これに先立ち7月20日には、結婚30年以上の夫婦が対象のイベントも開かれました。
一般公開30周年にちなんだわけですね。

恋人の聖地に

海王丸パークは恋人の聖地に選ばれているんですって。
長年ささえあってきたご夫婦に富山湾を満喫してもらおうとの企画なんだとか。
県内外から134件の応募があったそうです。
 

船内にある「幸せのベル」を鳴らす参加者

抽選で選ばれた5組は、船内の「幸せのベル」と呼ばれるタイムベルを鳴らす挙式イベントを体験。
ヨット乗船を楽しみ、富山湾の魚介を使ったディナーを味わいました。

ちなみに、昨年2019年の来場者は、過去最多の118万9400人。
県内の人気観光地の一つです。コロナ禍がなければ、節目の今年はさらに最多を更新していたことでしょう。

コノコトリポーターにも海王丸は人気です。
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