今日のコレクションピースは「山の日」に合わせたかのような「みくりが池と雷鳥」です!
みなさん、実際にご覧になったことはありますか?

「うわぁーきれい!」
天気がいいと、みくりが池の周りでは訪れた人の歓声が絶えません。

室堂平のみくりが池。水面に映る立山が映し出されている​​​​​


青空と白のコントラストが美しい6月までの雪に覆われた景色。
エメラルドグリーンの水面に立山の姿が映りこんだ夏の光景。
今年なら
「きれいすぎてまじやばい。ぴえん超えてぱおん!」
なんて女の子の声が聞こえてくるかもしれません。

室堂で最も大きく深い

そんなみくりが池は、室堂を代表するスポットの一つです。
立山火山の火山湖で池の周りは63メートル。
深さは15メートル。
室堂で最も大きく、最も深い池です。

周りにはハイマツがはえ、運が良ければ雷鳥に合えるかも。
 

みくりが池近くのハイマツ帯を歩くライチョウのつがい(左下)。奥の山肌にライチョウに似た雪絵(右上)が見えた


国の天然記念物で、立山では昔から「神の使い」として大事にされてきました。
実は絶滅危惧種なんですね。
国は2015年から人工繁殖を進めています。
県内では富山市ファミリーパークが取り組んでいます。
つい最近も、ニホンライチョウ8羽がふ化したとうれしいニュースがありました。

雑誌の表紙にも

雷鳥は県の鳥でもあり、富山のシンボル的な存在でもあります。
地域の魅力をデザインした「富山もよう」にも「RAICHOU(雷鳥)」柄があります。
この夏発行された富山県の観光誌「ねまるちゃ」の表紙にもなったんですよ。
 

「富山もよう」のライチョウ柄が表紙になった観光誌「ねまるちゃ」


バスケットボール男子Bリーグの富山グラウジーズのチーム名も、雷鳥を意味する英語の「grouse(グラウス)」が由来。富山の暮らしに根差している鳥なんですね。

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