昭和55年創業の舗装工事会社!
富山市新屋に社屋を構える『伊野建設株式会社』は、「アスファルト」や「カラー」、「クレイ」などを扱う“舗装のスペシャリスト”として、道路や駐車場、テニスコートなど幅広い舗装工事を軸に、擁壁・水路などの周辺土木作業までを貫徹する工事会社です。昭和55年の創業以来約40年、圧倒的な機動力(仕事の速さ)で積み上げた実績と信頼は、公共・民間を問わず確かな需要を生み出し続けています。
良質な雰囲気が会社の好循環を生む
代表取締役の伊野幹雄さんに、父(現会長)から2代目社長として引き継いだ『伊野建設』について聞くと、まずは「雰囲気がいい」と一言。経営の随所に関わる伊野家の仲が良く、そんな「家族を大切にする」という当たり前な考え方が社員に還元され、自然と社員の家族にも行き届き、他にはない一体感が生まれているのだそう。「みんな普段から仲がいいので、仲良くなるための会社行事は少ないです」とのことで、そのための予算は、給与に還元したり、資格取得のためのサポート費に回したりとなんとも好循環です。男性は主任技術者を、女性は管理職を目指せる仕組みが構築されているので、伊野社長は「やる気があれば大歓迎」と未来を託すまだ見ぬ新人へと、呼びかけます。
辞めたいとは思えない親身なサポート
藤本光伸さん(25歳)は2014年に中途採用で入社した「舗装部」の若手社員です。今や専用重機らを自在に操る彼ですが、「会社の国家資格取得における全面サポートがあってこそ」と、集中的に基本を学べた新人時代を振り返ります。藤本さん自身の経歴を聞くと「入社以前はバイトも長続きせず、仕事を転々としてました」と意外な過去を告白し、この会社に入ってからの5年間を問うと「辞めたいと思ったことはなく、ずっと続けたいと思えています」と真逆な今を語ってくれます。
中途退社ゼロは“家族のよう”だからこそ。
「分け隔てない人の良さ」と「変化に富んだ仕事のやりがい」を職場の魅力として挙げ、環境への満足が止まらない様子の藤本さんですが、総務部の伊野社長夫人・幸代さんに話を振ると、藤本さんに限らず、『伊野建設』では社長夫妻の記憶にある限り、(体調的にやむなくの場合を除いて)“中途退職ゼロ”という驚異的な社員満足度を誇っており、これこそがむしろ目指しているところなのだそうです。
現場の作業スタッフが「道のないところに道ができる瞬間が幸せ」と口を揃える舗装工事の仕事。その達成感にも負けないファミリー感との相乗効果こそが、『伊野建設』オリジナルの強みなのかもしれません。
社長メッセージ 伊野幹雄
普段から仲が良いので会社行事も少なく、頑張って働いた分は社員とその家族に還元しています。男性は国家試験の取得で主任技術者を、女性は管理職を目指せる“やる気”大歓迎な職場です!
<編集後記>
「頼れる兄貴」と言うよりは「面倒見のいい優しいお兄さん」といった印象の伊野社長。その彼に「美人ですよ」とおどけて紹介された奥さんの幸代さんには、明るくしっかり者なオーラがあふれ出ており、そのギャップもまた社員が親しみやすい雰囲気へと繋がっている様子でした。取材撮影は終始、社員の笑顔と共に和やかに進行し、終始、雪が降っているのも忘れるほどにっほっこり。例えが渋滞しましたが、かいつまんで言うと…いい会社でした(笑)
伊野建設株式会社
[代表者]代表取締役社長 伊野 幹雄
[事業内容]舗装工事・土木工事
[従業員数]29名
[本社]〒930-0822 富山市新屋12-2
[連絡先]TEL.076-451-0303
[URL]http://inokensetu.heteml.net