冬本番です。寒さで体に力が入ったり、運動の機会が減ったりして、体の不調が起きやすい時期です。今回は、県内で7スタジオを展開する女性専用ホットヨガスタジオ「ユニオン」のTomomi先生に、自宅で手軽にできるヨガを教わりました。

体の凝り、痛みに気付くことから

冬は体の動きが少なくなるので、血流も悪く、冷えに悩まされたり、痛みが出たりします。また自律神経が乱れ、冷えにつながることもあります。体のどこが凝っているか、痛みがあるかを自分の体に問いかけながら、体を動かしてみてください。子育てと一緒で、体に触れる、いたわる、目をかけるほど、体調は良くなります。ママ・パパたちはどの時間も忙しいと思いますが、寝る前などちょっとした時間を使って、取り組んでみてください。


足をほぐす

①座った状態で、片足をもう片方の足に乗せ、足の指でグーパーを繰り返す。
②足首をしっかりつかみ、反対の手で足首をぐるぐる回す。
手で足首を固定することで可動域が広がり、足の末端の冷えやむくみに効果的。



③膝を立て、ふくらはぎを下から上に、手の付け根を使ってトントン叩く。
緊張をほぐし、足がつるという人におすすめ。


呼吸を整え、副交感神経を優位に

自律神経には、活動時に活発になる交感神経と休息時に活発になる副交感神経があります。ヨガをするときには穏やかな表情で、頑張り過ぎないことが大切。そして「鼻から息を吸い、ゆっくり吐く」という呼吸を意識することで、リラックスし、副交感神経を優位にしていきましょう。

①足の裏を合わせ、両手でつかみ、だるまのように左右、前後に揺れる。慣れてきたら、頭で円を描くように体を揺らす。
揺らぎは気持ちを落ち着かせる効果があります。



②揺らぎを止め、目を閉じ、「鼻からゆっくり息を吸い、口を閉じてゆっくり吐く」を繰り返し、呼吸を整えます。


猫のポーズと牛のポーズ

四つんばいになり、息を吐きながら背中を丸め(猫のポーズ)、息を吸いながら背中をそらせ斜め上を見ます(牛のポーズ)。この時、両手で床を押す感じで、肩がすくまないよう注意します。5回ほど繰り返しましょう。

寒さで猫背がちになっている背中をほぐし、姿勢の改善につながります。



◇Tomomi(吉田知美)◇

14年前に出合ったヨガ、ピラティスのお陰で悩みの腰痛が改善され、現在はヨガやピラティス指導に力を注ぐ。3歳と6歳のママ

◇女性専用ホットヨガスタジオ「ユニオン」◇
https://www.yoga-union.jp/