
【特集】食べて、氷見・高岡を応援!④(スイーツ:老舗と新顔)
グルメ
創業は1877(明治10)年。店の片隅には古い木型が飾られている。「創業当時はこの型で落雁を作っていたそうです」と製造責任者の林真由美さん。ミルクまんじゅうの「名月」は戦後から作り続ける定番商品で、能登半島地震の被災後、不安も多い中、念願だった米国への輸出を果たした。「再開できたのは周りの支援のおかげ。お菓子を作り続けて感謝の気持ちを届けたい」と林さんは前を向く。