9月1~3日の「おわら風の盆」を前に、富山の玄関口、富山駅でもおわらを楽しんでもらおうと「おわら風の盆前々々々々々々々夜祭」が24日、駅構内の商業施設「とやマルシェ」などで開かれた。大勢の買い物客や観光客が、優美な演舞を楽しんだ。

 おわらの地元、富山市八尾地区から県民謡越中八尾おわら保存会の約15人が来場。施設やマルート、マリエとやまの間で町流しを披露するなど、一足早くおわらムードを盛り上げた。

 家族で訪れた県内の男性は「初めて生のおわらを見た。優美ですてきな踊りで、見られて良かった」と感激していた。

 施設などを運営する「富山ターミナルビル」が、当日に八尾まで行けない人たちのために、3年前から開催している人気イベント。