４４編が３次選考通過　第６０回北日本文学賞

　富山ゆかりの作家、宮本輝さんが選者を務める第６０回北日本文学賞の３次選考通過作４４編が決まった。４次選考を経て、最終候補作を選ぶ。受賞作と選奨作、最終候補作は来年１月１日の本紙で発表する。４次選考までの通過作品や最終結果は、本社の総合情報サイト「ｗｅｂｕｎプラス」にも掲載する。（通過作の掲載は都道府県ごとの受付順）

　【富山】
　▽富山市＝「すみのはな」浅野哲平

　【青森】「マジメ君と水温計」多門昭

　【栃木】「魔女の手」岩田行弘「郵便配達請負人（ゆうびんや）」和田三郎「無明」齊藤宏壽

　【千葉】「恵子の声」森野そと

　【東京】「冬の満月」海野よう「傘が焼かれる景色」橋本隆憲「掌の繭」巴旦杏「ぼくとほしの湯」矢部郁「白い光の階段」沢渡かずき「露の世といえどもしかし」仁志村文「別れの時まで」松本泰子「深川その日、その日」中村玲子「青稲」松田敬一「掌の記憶」松永清史

　【神奈川】「夕晴れ」新倉久恵「春とユキ」松本進「福寿荘の九十日」高堂学「雪は音を吸う」甲斐田道雄「幼稚園のゴッホ」村中江利

　【新潟】「声」伊藤穂波

　【愛知】「えびすの社」舘山寺春斗

　【大阪】「サヨナラバンパク」黒田季菜子「はるちる」にゃんしー「忘れられない」四ツ橋樹「おじちゃんと紫カタバミ」田中香津子「西瓜」細見隆博「星空のスイカ」真名波田キリ

　【兵庫】「月の丘」土井彰「虫」待木啓「夏のつづき」小島エマ

　【奈良】「五円玉爺さん」囃方怯

　【和歌山】「キツネうどん」逸見真由