来年のえと「午(うま)」を描いた和紙のタペストリー作りが、富山県南砺市東中江の五箇山和紙の里で進んでいる。5日も職人が一枚ずつ丁寧に仕上げた。

 タペストリーは赤や紫をはじめとした8色の顔料と6枚の型紙で作る。職人の石本泉(せん)さん(42)は「飛躍の年になるように思いを込めて仕上げた」と笑顔で話した。