富山県内の学生が地域課題を取材する北日本新聞学生記者クラブ第2期の発足式が11日、北日本新聞社であり、富山大、富山国際大、県立大大学院の学生記者3人が活動をスタートさせた。12月末までの間、それぞれが興味関心のあるテーマを取材・執筆し、記事は総合情報サイト「webun(ウェブン)プラス」などで紹介する。

 学生記者に委嘱されたのは、大浦千和(ちより)さん(18)=富山国際大子ども育成学部1年、小野司さん(24)=県立大大学院工学研究科知能ロボット工学専攻修士1年、松井美羽さん(20)=富山大人文学部3年。大浦さんは「学生の視点から、まだ知らない富山の魅力について自分の言葉で書いていきたい」と話した。

 3人は室常務編集局長から委嘱状を受け取り、指導役の本紙記者のアドバイスを受けながら、取材するテーマや対象について考えた。今後、県内の現場を取材し、記事を執筆する。

 学生記者クラブは、2024年に北日本新聞創刊140周年に合わせて発足した。