1月11日初日の大相撲初場所に、前頭16枚目で臨む富山市出身の朝乃山(31)。2度の三段目転落を経験した元大関は「新しい相撲人生の勝負になる」と覚悟を口にする。幕内の土俵に立つ2026年。朝乃山の現在地を確かめるため、大相撲ジャーナリストの荒井太郎さんを訪ねた。ベテラン相撲記者から見た朝乃山とはー。2回シリーズでお届けする。

 北日本新聞webunプラスでは朝乃山の幕内復帰に合わせ、1月初場所後から荒井さんの大相撲連載を始めます。毎場所後に、朝乃山を中心に15日間の土俵を振り返ります。
これまでの取材を振り返り、朝乃山や幕内力士らについて語る荒井太郎さん=2025年12月、東京都内

北の富士、貴乃花、稀勢の里

―相撲専門誌で連載も持つ荒井さん。本場所や巡業、普段の稽古など、とにかく現場での取材経験が豊富ですね。

 最初の取材が2002年秋場所なので、24年目になりますね。今の幕内力士たちは入門した頃から見てきています。力士は

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