学生時代に数々の実績を残した期待の新鋭がいよいよ初土俵を踏む。5月11日に初日を迎える大相撲夏場所。富山市出身の浦山秀誠(22)が本名の「浦山」のしこ名で音羽山部屋から幕下付け出し(最下位格)でデビュー予定だ。元大関朝乃山(富山市出身、高砂部屋)を富山商高時代に指導した故英樹さんの長男。アマチュア時代は呉羽中-富山商高-近畿大と、朝乃山とまったく同じ道を歩み、近畿大時代は主将としてチームをけん引した。14年前の新聞に掲載された小学生時代のインタビュー記事のほか、これまでの浦山の歩みを振り返り、今後の活躍を占う。

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