「第74代横綱豊昇龍」が誕生し、注目の土俵入りは雲竜型に決まった。叔父である元横綱朝青龍と同じ型だ。現代に伝わる横綱の土俵入りは雲竜型と不知火型の2種類。新横綱が誕生するたびに土俵入りはどちらの型を選ぶのか話題になる。実際はどのような経緯で決まるのか。そして仮に朝乃山が将来、横綱に昇進したとしたら、どちらの型になるのか。日本相撲協会広報部への取材を基に想像してみた。

残り1918文字(全文:2103文字)