バレーボールSVリーグ女子のKUROBEアクアフェアリーズ富山は、新監督に川北元を迎え、新たなスタートを切る。コーチ陣の顔ぶれが一新されたことに加え、チームスタッフにも心強い人材が加入した。アクアに2019~2022の3シーズン、選手として在籍し、22年に現役引退を発表した間橋香織が、広報として今夏からチームに〝復帰〟している。「黒部市とチームに戻ることができ、うれしいです。広報としてチームの魅力を伝えつつ、チーム全体をバックアップしていきますので、応援よろしくお願いします」と、現役時代と変わらぬ笑顔を見せた。

選手時代の国際経験が豊富な間橋。チームに還元できるか
高2から世代別代表の常連
小1でバレーを始めた。中学時代には埼玉県大会で優勝したものの、関東大会の壁を破れず全国中学校大会に出場できなかった。中3時、全国都道府県対抗大会に埼玉県代表として臨んだが、決勝トーナメント進出を逃している。優れた選手の証明といえる「オリンピック有望選手」にこの大会で選ばれたのは、同学年の古賀紗理那だった。
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