「親子で体験! 産業観光バスツアー」が8月8日あり、小学生の親子20組40人が参加しました。ことしはYKKセンターパークと組子を製作するタニハタの見学&体験に、ほたるいかミュージアムの見学と富山湾岸クルージングを組み合わせ、参加者たちは富山の魅力を満喫しました。
宇宙服にもファスナーが!
YKKセンターパーク(黒部市)では、ファスナーの作り方や会社の歴史、現在約70の国・地域に事業所があることなどを学びました。

ファスナーは自動車のシートや北陸新幹線の座席まくら、宇宙服、ロケットなどいろいろな場所に使われていることを知り、子どもたちは興味深そうに見入っていました。

ファスナーのブレスレット作りも体験しました。好きな色のパーツを組み合わせ、お気に入りの1点が出来上がりました。

ウミホタルの発光観察
ほたるいかミュージアム(滑川市)では、シーズンではなかったためホタルイカは観察できませんでしたが、同じ発光生物としてウミホタルの発光を観察することができました。
ウミホタルは体長2~3ミリの動物性プランクトン。発光実験では、乾燥させたウミホタルの死骸を水の入ったガラス管に入れて揺らします。部屋を真っ暗にすると、水と一緒に青白い光が動き、歓声が上がりました。死骸からも発光物質が出ているそうです。

富山湾をクルージング
昼食後は道の駅ウエーブパークなめりかわから、富山湾岸クルージングに出発。波しぶきをたっぷり浴びて、海を満喫しました。

組子作りに挑戦
タニハタ(富山市)では、木片を一つ一つ組み込んでいく組子の作業を体験。細かい作業が続き、子どもたちは集中して取り組みます。

工場見学では、職人がかんなで木材を薄く削ったり、一つ一つ丁寧に木片を組み込んでいく作業を間近で見ることができました。かんな作業も体験させてもらいました。


学んだことを新聞に
ツアーの締めくくりは、北日本新聞越中座(富山市)で新聞づくりです。見学中、ワークシートにメモしたことを基に記事を作っていきます。驚いたことや、みんなに伝えたいことを見出しにして、工場で作っている商品の特徴や製作工程をまとめました。


たくさん学んだ1日でした。皆さんお疲れさまでした!