7月28日に高岡市美術館で行われた「ロートレックとベル・エポック PARIS-1900年」展の親子鑑賞会に参加しました。

美術に疎い私は、「ロートレック❓」「ベル・エポック❔️」だったので、事前に北日本新聞の記事や中学校の美術資料で少しだけ予習しました💦

ロートレックは南仏の貴族出身の画家で、「ベル・エポック」とはフランス語で、華やかな文化が息づいた1900年ごろを指す「美しき時代」という意味です。

現在パリオリンピックが開催中ですが、今から124年前の1900年はオリンピックと万博が同時に行われました。(資金不足のためらしいです😲)

そんな雑学を知れるのも面白いですね。

※同展では、パリオリンピックのメダルとポスターが展示されています🏅

親子鑑賞会では、学芸員さんからポイントとなる作品について解説していただきました。

今の私たちには地味に見える色使いが、これまで白黒の絵が主流だった当時の人たちには鮮やかに感じられたとか、サーカスの絵に観客がいないのは、ロートレックが療養中に楽しかった思い出を描いたからだとか…

時代背景や作品の特色などを知った上で鑑賞すると、見方が変わってきますね。

その一方、中1の娘には解説が難しかったようで、「何言ってるかよく分からなかった」と残念発言😱

ですが、お気に入りのミュシャの作品を見つけ、興味が湧いたようです❣

ロートレックの時代はジャポニスム(日本趣味)が流行し、浮世絵に影響を受けたそうです🗻

モチーフが画面からはみ出す大胆な構図や遠近法など、浮世絵に通じる表現があるなと思いました。

芸術性の高いポスターや版画を観ていると、当時の華やかなパリの雰囲気が伝わってきます。

全作品が撮影OK(フラッシュ・動画はNG)のため、帰宅後も「あの作品が良かった💛」などと家族や友人と盛り上がれます。

ちなみに私が一番気になったのはロートレックのモノグラム。

名前の頭文字「H・T・L」を組み合わせていて、ほぼ全ての作品に付されているそうです。

パリオリンピックイヤーに、オリンピックと万博が開催された1900年のパリの様子を、高岡で感じてみませんか?

※ショップにバッジガチャがあり、お手軽記念品になるので、私もやってみました😆