数年前、学校の耳鼻科検診で、息子と娘が「アレルギー性鼻炎」と指摘されました。
一度耳鼻科に行きましたが、それほどひどくなかったため、通院はしませんでした。
ところが去年の春、娘の症状が悪化し、目のかゆみや鼻づまりに悩まされました。
子どもの希望もあり、アレルギー検査を受けることにしました。
かかりつけの小児科では、血液検査で13種類のアレルゲン(アレルギーの原因物質)を調べています。
検査の結果、息子は大丈夫でしたが、娘はスギ花粉とダニアレルギーと判明しました。

そのため、アレルゲンを少量から服用して体を慣らし、アレルギー症状を根本的に改善していく治療を始めることにしました。
舌の下に薬を置く「舌下免疫療法」で、1年間続けています。

薬の服用には下記のような注意点があります。
・薬を舌下に置いて1分待つ間、唾も飲まない。
・薬を飲んだ後、5分間はうがい禁止、飲食も禁止。
・薬を飲む前後2時間は入浴禁止、激しい運動禁止。
・1日1回の服用、月1回の通院、3年以上の継続服用。
・薬を飲んだ後、5分間はうがい禁止、飲食も禁止。
・薬を飲む前後2時間は入浴禁止、激しい運動禁止。
・1日1回の服用、月1回の通院、3年以上の継続服用。
1年間の服用の結果、去年より症状が確実に改善されています。
夜もぐっすり眠れているようです。
富山市の「こども医療費助成」制度が利用でき、アレルギー検査も薬も無料で、親も助かっています。
お子さんにアレルギーがあるかも?と思われたら、検査をしてみてはいかがでしょうか。
*4/2付の北日本新聞に、花粉症の治療法として「舌下免疫療法」が分かりやすく紹介されています。