こんにちは!やちやちメンバーのKanaです。

暑い夏が長すぎて秋がないんじゃなかろうか…と思っていたら、朝晩すっかり寒くなってきました。

食欲の秋、学びの秋、芸術の秋です。
「そういえば、奥能登国際芸術祭が開催中(11月12日まで、石川県珠洲市全域)だよね。お休みの日、天気いいみたいだし行こうか!」ということで、富山市から珠洲を目指すことになりました。車で3時間はかかります。

奥能登国際芸術祭は、屋内展示と野外展示があり、一日ではとても回り切れない展示数と移動距離になります。屋内展示は有料ですが、野外展示は無料で見られるので、芸術にそれほど興味がない人でも十分楽しめます。

私たちは能越自動車道を利用して、最初にのと里山空港に向かいました。空港に併設している道の駅のと里山空港で奥能登国際芸術祭の地図や珠洲のパンフレットをゲット。作品鑑賞パスポートも購入できます。

係の人もおられて、現地での食事やロケーション、移動距離など分からないことを聞くと、親身に教えてくださいました。

珠洲市に入ると、作品番号と駐車場案内が書かれた水色の看板が道沿いに立っています。普段なら通り過ぎてしまうような場所で、パンフレットを手に、看板を探しながら、行きたい場所を巡ります。

まるで町中でオリエンテーリングをしているような新鮮な感覚!天気がいいので海もきれいです。

旧上戸保育所で、金土日限定で能登丼弁当が販売されていると聞いて行ってみました。残念ながら到着した時には完売していましたが、室内にお祭りのキリコが展示されていて見学できました。

旧上戸駅は、「うつしみ」という作品になっています。廃線になった線路や駅が利用されていて、昼と夜ではまた表情が違ってみえるかもしれませんね。
うつしみ@旧上戸駅

ほかにも公園の中にきりんの親子のオブジェがあったり、大きな植木鉢があったり。

なぜここにいるのだろう@柳田児童公園

植木鉢@旧正院駅

旧珠洲駅プラットホームも、そのまま作品になっていました。



おはなしの駅 すず@旧珠洲駅(道の駅すずなり)

映えるスポットがたくさん。


海の上の幻@上戸の船小屋


Something Else is Possible なにか他にできる@旧蛸島駅周辺

珠洲出身の女の子が主人公の漫画「スキップとローファー」の聖地巡礼をされる方もいて、道の駅すずなりにはグッズも販売されていました。

定番の見附島を見て

初めて行った鉢ケ崎海岸では「家のささやき」というタイトルの大きな作品を見ました。風があると、この瓦と木材が揺れて音がなるのかなぁ…。

家のささやき@鉢ケ崎海岸

あっという間に夕方になり、野外展示しか見ていないのに、まだ半分しか進んでいません。これは、全部回り切れないのが分かります。

道の駅のと里山空港の職員さんに「輪島の棚田ライトアップが始まるので、夕方に海岸線をずーっと走っていけば、ライトアップが見られますよ」とアドバイスいただきましたが、時間がなくて断念。これはまた日をあらためて行かないと。

「珠洲までは遠くて行けないなぁ~」という方、富山市でも「GO FOR KOGEI 2023」が10月29日まで開催中なので、こちらを散策するのもいいかもしれませんね。