富山のものづくりを学ぶ「親子で体験!産業観光バスツアー」を実施し、親子ら20組40人が参加しました。

大型スクリーンに驚き

富山県総合デザインセンター(高岡市)

1階展示室では、県内企業が手掛けたデザイン性にも機能性にも優れた商品を見学しました。なかなか見ることができないコンセプトカーには、参加したパパたちも興味津々。じっくり見入っていました。

 
 

幅11.6㍍、高さ7.25㍍の大型スクリーンで三方を囲まれた「バーチャルスタジオ」では、富山の風景が全面に映し出され、まるでその世界に入ってしまったような不思議な感覚を楽しみました。

 

職人の技 じっくり見学

鋳物メーカー「能作」(高岡市)

機械音が響く工場に入り、製作の様子見学しました。入ってすぐの場所には、原料となる錫のインゴットが積み上げられ、奥で職人が砂を踏み固めて鋳型を作っています。型から取り出された器が、ピカピカに磨き上げられていく様子も間近で見ることができました。

 
 

職人と同じ方法で錫の箸置きを作り、お土産もできました。

 

青い海と空を満喫

海王丸パーク~内川遊覧(射水市)

昼食後は、射水市の海王丸パークから新湊遊覧船に乗りました。新湊大橋をくぐって「日本のベニス」と言われる内川をクルーズ。青い海と空、内川沿いの風情ある景色を満喫しました。

 
 

世界で一つのますずし作り

源 ますのすしミュージアム(富山市)

親子でますずしを作りました。あのおいしい味は、マス、お米、酢、塩ととてもシンプルな材料で作られていることにまず驚き。さらに笹の葉やマスの身の並べ方にもおいしく仕上げるポイントがあることを教わり、実践します。

 

最後は専用の器具を使って、曲げわっぱの上下を竹の棒で挟み、ゴムで固定しました。パッケージには自分で絵を描いて、世界に一つのますずしの出来上がりです。

 
 

学んだことを新聞に

北日本新聞越中座(富山市)

ツアーの締めくくりは、新聞づくりです。見学中、ワークシートにメモしたことを基に記事を作っていきます。みんなに伝えたいことを見出しにして、工場で作っている商品の特徴や製作工程をまとめました。

 
 
 

たくさん学んだ1日でした。皆さんお疲れさまでした!

主催:とやま産業観光推進協議会・北日本新聞社
協力:県商工会議所連合会