ついに1位になってしまった。昨年秋に公開した記事「40度の熱が3日間 記者のコロナ体験記」が7月4日朝、webunプラスの24時間アクセスランキングでトップとなった。全国で「第9波」到来かと報道される中、発熱した人が多いのかもしれない。体調に異変を感じた際、どうしたらいいか。改めておさらいする。
体調に異変を感じたら?
富山県は、用意した検査キットで陽性だった場合、症状が軽ければそのまま自宅療養するよう呼びかけている。
重症化リスクの高い高齢者や複数の基礎疾患のある人、妊娠中の女性、症状が重い人は、医療機関を受診する。ただし、必ず受診前に電話連絡すること。県はホームページで外来対応医療機関を公表している。
県の相談窓口は6月1日から一本化された。受診先に迷うときは県新型コロナ健康相談窓口(電話0120-478-220)の利用を勧めている。
【県民のみなさまへのお知らせ】新型コロナウイルス感染症 5類移行後の対応(富山県のサイトに移動します)
新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の対応について(厚生労働省のサイトに移動します)

医療費は?
感染症法上の位置付けが「5類」に変わる前は、入院・外来医療費の自己負担分は公費だった。5類移行後は医療費の1割~3割が自己負担となる。ちなみに、9月末までは入院医療費など高額な費用などに特例措置がある。
外出控えはいつまで?
厚生労働省は、発症後5日間が経過し、かつ解熱・症状軽快から24時間経過するまでは、外出を控えるよう推奨している。
発症後10日間が経過するまでは、ウイルス排出の可能性がある。不織布マスクの着用、高齢者らリスクの高い人との接触を控えるなど、周囲への配慮が必要だ。

感染させやすい時期は?
厚生労働省によると、ウイルスの排出期間には個人差があるものの、発症2日前から発症後7日間~10日間は感染性のあるウイルスを排出しているといわれている。発症後3日間は排出量が非常に多く、