こんにちは!やちやちメンバーのNaoです。

大量のホタルイカが浜辺に打ち上げられ、幻想的な青い光でいっぱいになる―。そんな「ホタルイカの身投げ」を見たくて、毎年ホタルイカすくいに行っています。(まだ一度もホタルイカの身投げには、遭遇していませんが)

いよいよ今年も準備を始めました。

まずは持ち物です。タモ、長靴、バケツ、懐中電灯、そしてスティック状のライト。これとっても大事です。

ピンク色に光っているのがケミカルライト

「ケミカルライト」や「サイリウム」と呼ばれるもので、使う時にポキポキと折り曲げると光り出します。100円ショップにも売られています。暗い浜辺で、自分のバケツをどこに置いたか分からなくならないように、目印として使います。

次は大漁だった時の準備。

もし食べきれないほどのホタルイカがとれたら・・・お友達におすそ分けするために、日持ちがするお料理にしたらいいかなぁ~とか、たくさんもらっても困るだろうから1回分づつ小分けにして配ると喜ばれるかなぁ~とか。そんな事を考えると楽しくなります。

でも現実は、ホタルイカに必ず出合えるわけではありません。むしろ1匹も見つけられない時の方が多いですが、大漁だった時の事をイメージしてテンションを上げていきます。

 大漁だった時のおすそ分けメニューとして、スーパーで買ってきたホタルイカでシュミレーションまでしました(笑)

☆ホタルイカのオリーブオイル漬け☆
ニンニクと鷹の爪で風味を付けたオリーブオイルに漬け込むだけ。このままパスタに使うことができます。パスタ1回分のオリーブオイルを入れるのにちょうど良さそうな小さいガラス瓶があったので使ってみました。

あれ? ビンが小さすぎてホタルイカが1匹しか入らない。なんだかホタルイカの標本みたい(笑)。でもパスタにしたらおいしかったです。

 ☆ホタルイカの佃煮☆
しょうゆ、砂糖、みりん、酒を各大さじ1。これに千切りにしたショウガをたっぷり入れて、5分ほど煮込みます。味を調えて、あとは冷蔵庫で冷やしながら味が染み込めば完成です。これも小さい容器に入れておすそ分け出来たらいいなぁ~。

どの料理にしても、下処理として目玉を取ることが大切です。

 持ち物の準備も、大漁だった時の準備もOK!3月21日(火・祝)の明け方を狙い、いつも一緒に行く友達を誘って3人でホタルイカすくいに出掛けました。

夜中3時に集合して岩瀬浜に行ったのですが、祝日ということもあり駐車場は県外ナンバーの車でいっぱいでした。浜では、たくさんの人が腰まで海に浸かってホタルイカを狙っています。

真剣にホタルイカを狙っている人だけではありません。元気な大学生グループや子供連れの家族も。みなさん楽しそうです。

そんな様子を見ながら、私たちも波打ち際でホタルイカを探すも…この日は不漁。大漁の予定が、私の収穫は0匹。友達の分を合わせても7匹でした。

全く見つからない日の方が多いので、7匹でも楽しいです。いや、0匹でも楽しい。

 今回すくったホタルイカは、代表して私が全部いただきました。おすそ分けできる量ではないので、さっとゆでて昨年、陶芸教室で焼いたお皿に盛りつけ、酢味噌を添えていただきました。

ホタルイカすくいは5月まで楽しめます。いつかおすそ分けできるくらいの大漁に出会えますように!