毎度有難うござります。
とあるはちみつ屋の主でござります。

この冬は、昨シーズンほとんど流行しなかったインフルエンザが大流行する!…かもしれないそうで。皆様、どうかお気を付け下さい。

で、今回は、そんなインフルエンザで思い出した長男ともピーの幼少の頃のお話をお届け致します。


あれは、ともピーが保育園の年中クラスの冬の事でした。

ともピー、 イ ン フ ル 罹 患 (汗)。

実は、彼、前年にもインフルにかかっておられまして、母、父にうつしてくれた事があり、親は仕事もできず、それはそれはヒドい目にあわせて頂いた経験を持っておりまして…。(経営者夫婦ダウンの中、頑張ってくれたスタッフさん達、その節は有難うございました!)

再びあの悲劇を繰り返さぬ為にも、親は何があっても、もらうわけには参りません!なので、やむを得ず、 

と も ピ ー だ け 、 別 室 に 隔 離 …。

ふすま一枚隔て「親と赤ちゃんの3人」と、「5歳児だけ」が別に寝るという、涙なしには語れない状況に(涙)。

「ともピー、ごめん、ぱぱとまますぐ隣の部屋で寝るから、何かあったらすぐ言ってね。」

ともピー「うん…。」

って、返事もつらそうなほど高熱でぐったりしているともピーを見てると、夫婦そろって、目から汗が、鼻からは水が出る寸前。

まま「ぱぱ、かわいそうすぎるから、代わってあげられないの!?(ノД`)オヨヨ…」

「いや、代われるモンなら、とっくに代わってあげてるでしょ(ToT)!」

なんて言いつつ、もう、可哀そうで、部屋を暗くした後も、夫婦でふすま越しに、「とも、だいじょうぶ?」なんて言ってましたら、何度目かの呼びかけの時に、

ともピー「うん…、ぱぱ、まま…、ぼく、ひとりでも…、だいじょぶだよ…。」

!!

と、暗闇と孤独の中、高熱との戦いで疲れ果てた声でともピーが申してくれまして…。

危うく、「男は親の葬式以外、涙を見せてはならぬ」という我が家の掟を破りかけそうに。そんなこんなで、その夜はもう、気が気じゃないので、なかなか寝付けずにおりました。

すると、草木も眠る丑三つ時に、ともピーが寝ている隣の部屋から声が。

ともピー「ぱぱ…、ちっこ、したい。」

おお、そうかそうか、みんな寝てて真っ暗な中、おトイレは怖いよね。よしよし!ぱぱと一緒におトイレいこうな!となりまして。

で、トイレを済ませて、暗闇の中、隔離部屋の前まで戻ってきたともピーが、疲れ切った声で申しました。

ともピー「ぱぱ…、また、ちっこ、したくなったら…、おねがいネ…。」

!!!

うぅぅ…、これは…、なんていうか…、もう…、目から汗が、鼻からは水が…、

なんて け な げ な、 い い 子 な ん だ ぁ ~ (ToT)ウワアアン!!


はい。
という事で、今回はいかにともピーが頑張り屋さんというか、優しい子だったかという、一大感動巨編をお届け致しました。

今思い出しても、目頭がこう熱くなるのをこらえるのに必死…、と言いたい所ですが、

グ~タラしまくっている受験生(現在のともピー)を見て、ど~してこ~なったんだ!?と、世の不思議というか無常を感じずにはいられない、そんなお話でございました。

(10年後、ままとの25日間ごはん抜き闘争を繰り広げる武闘派に育つとは、誰が想像できたでしょうか…。)