こんにちは!やちやちメンバーのKanaです。

男性4人組の歌謡グループ「純烈」ファンのマダムさん(富山県在住)から、「純烈さんの似顔絵が入ったかまぼこを作って贈りたいので、イラストを描いてほしい」と連絡がありました。

イラストレーターとして活動する私が描いた似顔絵が以前、北日本新聞に掲載されたことを思い出して、依頼してくださいました。

お話をお聞きすると、マダムさんは毎年、北陸を代表するかまぼこ屋、河内屋(魚津市)さんに細工かまぼこを作ってもらい、純烈に贈っているそうです。

純烈メンバーは、富山のかまぼこを気に入り、マダムさんのことを「富山県の大ファンで、かまぼこの人」(笑)と、認識してくれているそうです。

今回のかまぼこのイラストは、純烈が主演する映画「スーパー戦闘 純烈ジャー」が、9月10日(金)に公開するため、ヒット祈願と富山のPRを兼ねて「純烈愛と富山愛を込めた似顔絵入り!」という要望です。

かまぼこのサイズは、30センチ×30センチ、重さ1.7キロ!! でかーっ!!!

イラストの配置も、マダムさんからご意見をいただきました。マダムさんは自分で描いた立山連峰の鉛筆画を見せ、「ここに立山連峰。ここに純烈メンバーがいて、服装は映画の戦隊ヒーロー姿。この文字を入れてほしい」などと、お話されました。

ふむふむ・・・・似顔絵を入れるとなると、細かく描きこみ過ぎた場合、かまぼこ細工職人さんが作業される際、大変だと思われます。マダムさんに「なるべく単純な似顔絵にしないといけないですね」と説明しました。

図案を仕上げ、「この図柄でも細かいとされる場合は、かまぼこ職人さんの器量で、もっと単純化されていいかと思います」と打ち合わせました。

後日、マダムさんから「かまぼこができ上がりました」と、画像が送られてきました。

どっひゃー!!!!なんですか、この再現力!!! かまぼことは思えないくらい精巧です!どのように作画されたのか、想像もつきません。(作画しているところ見学したいわ~)

「河内屋さんの職人さんに、金メダルを贈りたい!!」と思うほど、感動しました。

マダムさんの熱い思いと、それに応える河内屋さんの職人さんの「本気」を見たのでした。

完成したかまぼこは後日、無事に純烈ご本人達の元に渡ったそうです。マダムさんから、リーダーの酒井一圭さんがインスタに、かまぼこの写真とメッセージをアップしてくださったと連絡がありました。

酒井さんのインスタを見てみると、ファンの皆さんからの温かいコメントがぎっしり並んでいましたよ( *´艸`)

私は、「似顔絵が似ていない」などと言われたらどうしようかとドキドキしていましたが、ホッとしました。面白い体験をさせていただきました。マダムさん、ありがとうございました。

*ちなみに、河内屋さんはHP上で、かまぼこ細工ギャラリーを公開されています。どれも素晴らしい力作で、改めてびっくり!しました。

「オーダーメイド蒲鉾」