3候補は連日、街頭や演説会で自らの思いや政策を語っていますが、家事や育児、仕事に追われる私たちは、なかなか落ち着いて訴えに耳を傾けることができません。でも、大丈夫です。選挙でのネット活用がOKな現在、3候補のホームページを見れば情報が満載。ちょっとした空き時間や眠りに就く前にスマホで、さっと目を通すことができます。

3候補の訴えをもっと分かりやすく比べたいという方には、選挙公報はいかがでしょうか。富山県選挙管理委員会の特設ページでみることができます。

富山県選挙管理委員会の特設ページはこちら

コノコトでは、広報に書かれた子育て支援策に注目してみました。

新田はちろうさん

「変えていこう! 新しい富山へ。」を掲げ、「県民が主役のワクワクする富山県を『ワンチームとやま』で実現します!」と宣言。「少子化対策」として、以下の項目を挙げています。

▽女性活躍:県庁商工労働部に女性活躍を推進する「ウーマノミクス課」を設置
▽女性登用:副知事3名体制と女性副知事の登用
▽民間推進:女性管理職比率を官民含む全県で全国平均まで引き上げ
▽子育て支援:ワンストップ子育て相談窓口「ネウボラ」の全県展開
▽子育て環境:病児保育もできる「こども病院」の設置

 

かわぶち映子さん

知事になったら「すぐやること」として「子どもに寄り添う富山県にします」など3項目を挙げています。子育て支援の具体策は以下のものが並んでいます。

▽18歳までの医療費無料化をめざします
▽少人数学級にします
▽子どもの権利条例をつくります
▽不登校の子どもたちのフォローをします
▽子ども食堂・だれでも食堂を支援します
▽介護・保育・医療従事者の待遇アップを行います

 

石井たかかずさん

「富山県民を、守り抜く。」と訴え、政策を列記しています。新型コロナ対策の子育て関連では2項目がありました。

▽小学生までのインフルエンザ予防接種への費用助成(全都道府県で初)
▽ひとり親家庭への経済的な支援(県農林水産品等の購入・子ども食堂への支援)

 このほか、五つを掲げた約束の中の具体的な政策として以下のものが上がっていました。

▽高校生1人1台タブレット
▽新川子ども屋内施設の整備
▽子育て支援の充実


 3候補の訴えは、子どもたちの健康や安全を直接ケアしたり、子どもの立場を守る理念づくりを進めたりとさまざまですね。選挙公報には、ほかにも子育て支援策やさまざまな政策が掲げられています。ぜひ、ご自身で確かめてみてください。

候補者のホームページなどで公約をチェックしたコノコトレポーターは、どう感じたのでしょうか。

21日に掲載する「GoTo県知事選!」の後半ではレポーター4人に印象を語ってもらいました。