息子の小学校では、5年生が「売比河鵜飼祭」のためにごみ箱を作り、会場に設置します。

子供たちは班に分かれて、デザインなどを考え、オリジナルごみ箱を作成。「鵜飼祭」の前日、暑い中協力してごみ箱を設置。取材でいらした北日本新聞の記者さんは、『令和』のゴミ箱が今年らしいと写真を撮られ、記事に載りました。

「鵜飼祭」当日17時から19時までは、ごみの回収。ごみ袋を手に、「ごみはありませんか?」と会場内を巡回。手作りのごみ箱にも、ごみがたくさん。子供たちは休憩をはさみつつ、楽しく美化活動に励んでいました。

今年は『令和』で「万葉集」が注目されましたが、「鵜飼祭」も「万葉集」が由来。大伴家持の『売比河の早き瀬ごとに篝さし 八十伴の男は鵜川立ちけり』を再現しようと開催されたもの。

犬山市の鵜匠による鵜飼は見応えあり。船が私たちの方に近づいてくると、篝火の熱気がすごくて思わず「熱っ!」。そして、鵜の羽ばたきで水しぶきが飛んできて、「うわぁ」。楽しかったです。

最後は「フィナーレ舞台花火」。映像と花火が川面に映り、幻想的。子供も見入っていました。

「鵜飼祭」会場近くにある「鵜坂神社」。こちらには先ほど紹介した家持の歌碑があります。富山県には万葉集の歌碑がたくさんあるので、巡るのもいいですね。