『枕草子』は平安時代中期、中宮定子に仕えた清少納言が、宮廷での暮らしや日々の出来事、四季折々の風景に感じたことを、鋭い感性と豊かな観察眼で綴った随筆集。清少納言という人物の魅力とともに、『枕草子』に書かれた、「をかし(趣き)」の世界を、情景を映し出す風景写真や、関連資料を通じて紹介する。