イタリア北部の四つのエリアに分散する異例の広域開催となったミラノ・コルティナ冬季五輪を取材した。時間をかけて訪れたどの街も、多国籍の人の笑顔で彩られていた。
山崎大翔選手(となみ衛星通信テレビ、南砺市出身)と、廣瀬崚選手(T.A.C Ski Team、富山市出身)が出場したノルディックスキー距離の会場だった北部の街テーゼロで取材を重ねた。記者が宿泊し拠点としたのは、そこからバスで1時間ほどかかるモエナ。街全体にペンションが立ち並び、スキー客でにぎわう。まるで宇奈月温泉街のような雰囲気に親しみを感じた。
ミラノで行われた開会式は、華やかな光の演出が国際的祭典の始まりを感じさせた。ミラノから約250キロ離れたコルティナダンペッツォにも聖火台が設置され、イタリアを挙げたムードの高まりを実感した。(上田友香)

イタリアに到着
ミラノマルペンサ空港に到着すると、大会を支えるボランティアスタッフがそろいのユニホームを着用していた。「チャオ!」と声をかけてもらうたび、こちらも笑顔になった(5日)

大聖堂も五輪ムード
ミラノを代表する観光地、大聖堂(左)がある広場には、今大会のモニュメントが設置されている。五輪のマークが描かれた旗を手に、モニュメントの前で記念撮影する観光客もいた(6日)

各国のグッズ・国旗手に
開会式が始まる直前、ミラノの会場前の広場には自国のグッズや国旗を手にした大勢の人が集まっていた(6日)

光の演出で一体感
ミラノのジュゼッペ・メアッツァ競技場で行われた開会式は、光の演出が印象的だった。スタジアムの照明と、観客に配られたライトが連動し、会場は一体感に包まれた(6日)

山岳地帯へ出発
ミラノの玄関口「ミラノ中央駅」を大勢の大会関係者が利用した。
