特殊詐欺の被害が相次ぐ中、富山県警は2日、美容師に手口や対策を学んでもらう講習を県内5会場で開いた。接客時に特殊詐欺の話題を提供してもらい、被害防止につなげる。

 県美容業生活衛生同業組合が黒部、立山、富山、高岡、砺波の5市町で開いた講習会に合わせて行った。

 富山市奥田新町のボルファートとやまでは、組合員約50人が参加。富山中央署生活安全課の宮腰龍峰係長が講師を務め、昨年の県内の被害額は過去最高の約12億円に上り、特に警察官をかたった手口が多いと紹介した。

 捜査機関がメッセージアプリで個人情報をやりとりすることはないなどと説明。「お客さんに少しでも特殊詐欺の話題を出してもらえれば、気を付けようと思うはず」と協力を呼びかけた。