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立山カルデラの雄大な自然や豊かで安全な私たちの暮らしを守る秘密が、常願寺川にあります。その秘密を教えてくれるのが立山カルデラ砂防博物館です。
映像ホールでは、大きなスクリーンでダイナミックな立山の自然を観賞できました。

立山カルデラの映像を見て、安政の大地震で大鳶山、子鳶山の崩落から常願寺川流域の土砂災害が起こり、常願寺川の砂防の歴史が始まったことを教わりました。
子供たちもきっと、昔の人たちが大自然の驚異と戦ってきた歴史を分かってくれたことでしょう。
また、ライチョウの羽の実物を見せていただき、立山の厳しい冬の寒さからライチョウが身を守る秘密も知りました。

ライチョウは羽が二重構造になっていて、これが防寒着の役割をしているそうです。
立山カルデラ展示室では、学芸員さんの解説で立山の自然や砂防の歴史について詳しく教えていただきました。アクティビティシートの問題を解きながら回ると、とってもお勉強になります。
子供がいちばん楽しそうだったのが「立山カルデラ360°VRシアター」です。VRゴーグルで全方位から立山の大自然を体験できました。

これは本当にオススメです。
ツアーだけでは時間が足りなかったので、もう何度も行っていますが、また行きたいと思いました。
次回は、本宮砂防堰堤見学を紹介します。