全国の自治体のうち13都道府県の計27市区町村は2025年1月時点で、住民に占める外国人の割合が10%を超えていることが分かった。

 技能実習生を含む外国人労働者や永住者らで、全国平均は3・0%。比率の高い自治体は工業地帯や観光地などが目立つ。各地で人手不足となる中、地場産業の担い手などで定着しているとみられる。全国の在留外国人は376万人(2024年末時点)。前年比35万人増となり過去最大の伸びとなった。

 住民基本台帳人口と在留外国人数のデータを分析し、全国1892市区町村の外国人住民比率を3Dデジタル地図で掲載。富山県内では射水市が4%、小矢部市が3・11%などとなっている。全国各地から、日本人、外国人それぞれの声を伝える。 

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