”とろろ”と言えば”とろろ昆布”の事を指す我が家。
6年生の娘は、お菓子より昆布派。スーパーで買うおやつも昆布。

ある飲食店で【とろろうどん】というメニューを見た娘が何を想像したかはもう予想できますよねw

提供されたとろろうどんを見て「この白いのはとろろ・・・」と愕然としていました(笑)


さて、扇子こんぶ店さんでおぼろ昆布作り体験をした日の事。

体験のあとに、娘は初めて入った昆布店の、たくさん並んでいる昆布に目をキラキラさせ、「せっかくだから昆布買っていこうよ!」
体験で試食した出来立てのおぼろ昆布が本当に美味しかったので、私もそのつもりでした。

そして、白とろろのお値段にびっくり!
実はスーパーで買うよりもお得だなんて、もっと早く知ってればよかった~(>_<)

しかも、量り売りなので自分に必要な量だけ買えるのも魅力的!
よく食べている白とろろ昆布と黒とろろ、その他にも何種類か少しずつ購入し、おうちでおにぎりにまぶして早速食べ比べをして楽しみました^^

何より気に入ったのは、おすましにこの白とろろを入れてもダマにならない事。






お湯にとろろ昆布を入れてお醤油を少し垂らして食べるのが美味しいと思っているのですが、市販品だと少し入れすぎるとダマになって硬くなってしまうのに、扇子こんぶ店さんで買った白とろろは口の中でとろけるだけあって、おすましになってもツルっと吸う事ができます。

汁物では、コーンスープにもとろろ昆布は合うんです(個人的に)。ダマになるのであまり入れないのですが、扇子こんぶ店さんの白とろろなら相性ピッタリ^^

そして、ふと『とろろ昆布とおぼろ昆布は同じ昆布?』という疑問が沸き調べてみました。

■とろろ昆布は、何枚もの昆布を重ねてその側面を削ったもの。
 プレスした昆布を機械で削るので、一度にたくさん作ることができます。

■おぼろ昆布は、一枚の昆布の平面をカンナをかけるように削ったもの。
 透けるほど薄いそれはまさに「おぼろ」。職人が一枚一枚手で削っています。

そうだったんだ!それが食感と味の違いに出てたんだと知りました。
扇子昆布店さんの白とろろはとろける食感ですが、スーパーで買うのと何で違うのか今度買いに行った時に聞いてみようと思います。

おぼろ昆布を作る職人さんは富山には3人だけだと思うと、体験の際に師匠が言っておられました。やはり貴重な技なんですね^^