富山湾の海岸に打ち上げられたゴミはどこからやってくるかご存じですか?
実は約8割が県内河川を通じて海に流出したものと考えられています。
以前、海洋ゴミに関する研修会に参加した際にそのことを知りとても驚きました。
それまでは、海外から漂着するゴミが多いと思っていました。
富山湾の中でも特にゴミが多く漂着するのは、庄川と小矢部川の河口の間に挟まれた射水市の六渡寺海岸。
射水市のホームページには六渡寺海岸のゴミは「富山県内55海岸の平均量の約54倍になります。」と記載され、海洋ごみ削減啓発動画が公開されています。
毎年、様々な団体が清掃活動を行っていてWEB検索するとたくさんの記事がでてきます。
昨年、友人からお誘いを受けて、射水のママサークルWANANAさんが主催する親子でゴミ拾いしながら宝物(貝殻やシーグラスなど)をみつけよう!というイベントに母娘で参加しました。
六渡寺海岸にはその時に初めて訪問しました。
海水浴場の砂浜もゴミは見かけますが、ここは段違いのゴミの量!
ゴミの種類も多岐にわたり、空き缶の切れたものやガラスの割れたものなども散見し、せっかく景観の良い場所なのにもったいないなと残念に思い、ゴミ拾いにも気合が入りました。
環境に悪影響を引き起こすマイクロプラスチックは、人も気づかずに摂取しており、1週間にクレジットカード1枚分が食事や飲み物を通じて人体に取り込まれていると言われています。
マイクロプラスチックのもとになってしまうプラゴミも大小たくさん砂に埋もれていました。
当日は、別の団体もゴミ拾いをされていました。
約1時間のゴミ拾いでたくさんのゴミが集まりました。
午後からは、宝探しで見つけた貝殻やボランティアの学生さんたちが集めた流木などを使い、アート作品制作をしました。
それぞれ思い思いに作品を仕上げ、満足気♪
自分たちの暮らす富山の海の環境が良くなることが、自分たちの健康や安全な暮らしにつながるということも子供たちと一緒に学ぶことができてよかったです!
今年も海をきれいにするための活動に参加したいと思っています^