富山県南砺市平地域の世界遺産、相倉合掌造り集落で22日、ライトアップが始まり、すっぽりと雪に覆われた山里の集落が幻想的に浮かび上がった。23日まで。

 今月に入って降り続いた雪で、集落の積雪は2メートルを超える。ライト20基を使い、合掌造り家屋18棟や屋敷林、棚田の雪原を照らした。集落を一望できる展望台には国内外の観光客や写真愛好家が集まり、盛んにシャッターを切っていた。

 集落保存財団の中島仁司事務局長は「ことしは特に雪が多いので、来場の際は十分、雪道に注意してほしい」と呼びかけている。

 ライトアップは日没から午後8時まで。