正月用の鏡餅作りが、富山県内の餅店で最盛期を迎えている。富山市山室の池乃端屋では29日、従業員ら約10人がつきたての餅を手際良く丸め、形を整えた。

 この日は未明から作業を開始。従業員の家族も手伝い、大小さまざまな鏡餅を約80個仕上げた。池内律子店長は「まだまだ地震の被害が残る地域もある。来年は、穏やかで笑顔のあふれる円満な一年になればいい」と願った。