女子バレーボールSVリーグの2024-25シーズンは、10月11日に開幕する。23-24シーズン、Vリーグ2部(V2)で3位だった群馬グリーンウイングスは、チーム史上初のトップリーグ参戦を果たした。20代前半の選手が多い中で、「全員バレー」を掲げる斎藤真由美監督の手腕に注目が集まる。KUROBEアクアフェアリーズ富山にかつて在籍した27歳の白岩蘭奈、26歳の道下ひなのが、V1での経験などを生かし、チームを支える存在となってきた。

群馬で活躍する(左から)道下、藤井寧々、白岩

元アクア・和才がコーチに

 斎藤は選手時代、1980年代後半から90年代前半にかけて日本代表として活躍した。交通事故に遭った影響でコートを離れた時期もあったが、復帰後は自身2度目のリーグMVPを獲得するなど、実力を示している。

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