わが家では氷を製氷皿で作っています。

すると、たまに氷からツノがニョキっと生えていることがあります。

どうして!?と思って調べてみました。

製氷皿に入れた水は冷凍庫の中で表面から凍ります。

水は凍ると膨張するので、中に閉じ込められた水は行き場がなくなり、表面の氷を突き破って出てきます。

それが次々に凍るので、ツノのようになるのだそうです。

これは「スパイク化現象」と言って、冷凍庫の温度が高め(-5℃から-8℃が最適)で、水道水より蒸留水(不純物が少ない)の方ができやすいのだとか。

言われてみれば、わが家の氷は浄水器の水で作っていて、氷のツノは冷凍庫の手前側にできます。

「なるほど~」と納得したのでした。

最近は製氷皿を使う家庭が少なくなって、こんな日常の不思議に出合うことも少なくなりました。

わが家の冷蔵庫にも自動製氷機能はあるのですが、タンクの水を入れ替えたり、タンクやパーツを洗って乾かしたりするのが面倒で、衛生面の不安から製氷皿を使っています。

おかげで面白い発見ができました(*^_^*)

このように身近にある不思議や発見を、夏休みの自由研究にしてはいかがでしょうか?