まるで絵画作品のような日本庭園を眺めながら湯を楽しめる富山市呉羽町のマルトミ鉱泉。鮮やかな新緑が目を引く夏の庭園はもちろん、雪景色となった庭園も見逃せない。

鮮やかな赤色のサツキが咲く日本庭園=マルトミ鉱泉、6月上旬
雪が降り積もる庭園。夏とは違う雰囲気が見どころ

 店内では多くの観葉植物や花が育てられており、店主の妻、中野里都子さん(73)は「せっかく庭園があるから、いろいろ育てたい。実は常連さんから頂いた植物も多い」と教えてくれた。ガーベラやバラ、サボテンなど四季折々の色鮮やかな植物が出迎えてくれる。

店前の花壇には、黄色のモッコウバラと真っ赤なガーベラが咲く=5月上旬
常連客から頂いたサボテンには花が咲いた

手作りの応援旗や直筆サイン

 豊かな自然の中でゆったりくつろげる同店だが、店内をよく見ると「朝乃山」と書かれたタオルや手作りの旗、直筆のサインなどが飾られ、地元力士への愛がにじみ出ている。

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